【基本編】HSPに当てはまる人の4つの特徴

自分軸で生きるためのカウンセラー、三井田真緒です。

こんにちは 心理カウンセラーの三井田真緒です。

最近HSPとよく耳にする機会がありますが、そもそもHSPとはHighly Sensitive Personの略で、とても感受性の強い人・繊細な人、あるいは気質のことを指します。

HSPは5人に1人いるともいわれており、近年日本でも多くの関連本が出ています。

HSPはとても繊細な人のこと

HSPは、先天的に感受性が強く敏感な性質をもっているため、音や光などの視覚的情報に敏感で、環境の変化や人の気持ちを感じ取る力が人一倍強いため、肉体的に疲れやすく精神的に落ち込みやすいです。

また他の人が気づかないようなことにすぐ気づいたり、ささいな一言に傷ついてしまったりと「弱い人間」「面倒くさい人」など社会から白い目で見られることもあるかもしれません。

HSPの4つの特徴

① 物事を深く思考する

HSPは、物事を深く考えて処理する力に長けています。

例えば、一を聞いて十のことを考えられる、調べものをすると深く掘り下げるため知識の幅が広い、物事をはじめるまでに時間がかかる、などが特徴です。


一方で多くの情報を読み取って処理するため疲れやすい要因にもなります。

② 刺激に敏感で圧倒されやすい

HSPは、他の人より刺激に敏感で圧倒されやすいです。

例えば、人混みや大きな音が苦手、芸術や音楽に感動しやすい、ささいな一言に傷つき忘れられない、人と会うとどっと疲れる、などが特徴です。


刺激に過剰に反応するため、精神的に疲れてしまう傾向があります。

③ 共感力が高まりやすい

HSPは、共感力が高く周りの人の感情の変化に敏感に反応します。

例えば、人が怒られていると自分のことのように感じる、映画や本に感情移入しやすい、仕草、目線、声音などに敏感で機嫌や思っていることが分かる、などが特徴です。


共感力が高いことは人の気持ちを察して上げられるいい面がある一方で、他人の感情に影響を受けやすいためすぐに疲れてしまいます。

④ 感覚が鋭い

HSPは、感覚が鋭いため、身の周りの環境の変化に気づきやすいです。

例えば、強い光や日光のまぶしさが苦手、カフェインや添加物に敏感に反応する、時計の音や機械音が気になる、肌着のタグやチクチクした素材が気になる、などが特徴です。


また、音や光だけでなくある情報や刺激を受け取った時に、その背後にある意味を考えたり捉えたりする力にも長けています。

私自身も長年この生きづらさの原因は何だ…?と、ずっと自分の中でモヤモヤ葛藤していました。

友人と遊んでいても“疲れる、早く帰りたい”と集団行動が苦手だったり、声の大きな人やはっきり物をいう人に妙に怯えていました。

また周りの些細な一言を気にして、一日中“私の対応が良くなかったんじゃないか…”と頭の中でグルグル考え続けていました。

常に自分が悪い、こんなことで悩んでしまう自分は弱い、など、自分を責めることでしか出来ませんでした。

自分は何か病気なのか…?

そんな時、何気なく検索した時にHSPという言葉を知りました。

調べていく内に、自分に当てはまる部分が多く、そうそう!と共感することも出来ました。

自分の取扱説明書を見つけた気持ちにもなりました。

『HSPは病気ではない!治療ではなく対処法』

まさにこの言葉が私を救ってくれました。

HSPはその繊細さ、敏感さから多くの悩みを抱えていることも事実です。

他人の気持ちを優先してしまうことで、なかなか自分の悩みを打ち明けられず苦しんでいるHPSさんには、治療ではなくHSP特有の気質に対する対処法をもつことが大事です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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